うつぼの捌き方を覚えて自宅でおいしく食べよう

2022/11/02 コラム

全国的に出回ることの少ないうつぼですが、唐揚げや蒲焼きなど、調理方法によっていろいろな味わいを楽しむことができる魚です。
なので産地である高知県では人気の食材です。
うつぼを自宅で捌くことは簡単ではありませんが、できるようになると自宅で好きな調理法で食べることもできます。

▼うつぼの捌き方を紹介
うつぼを捌く際には、ゴム手袋をするようにしましょう。
■下処理をする
うつぼは独特のぬめりがあるので、まずはぬめりを洗う下処理をします。
塩でもみながらタワシを使ってこすります。

■うつぼを開く
先にヒレと付け根の骨を切り落とします。
次に中骨に沿ってお腹を割いていきます。
このときに内臓を傷つけると臭みが出てしまうので注意します。
うつぼの背骨は出っ張りがあるので、この出っ張りに沿って包丁を進めるのがコツです。

■中骨を取る
中骨が付いた身の頭からしっぽまでを中骨にそって包丁を入れて中骨を切り取ります。
ここまででお腹側の身は完成です。

▼うつぼの小骨に注意
うつぼの背中側の身には小骨が無数にあります。
小骨と言っても鋭さと固さがあるため、取り除く必要があります。
身の表面に見えている骨は包丁で薄くそぐようにして抜いていきます。
大きめの骨はピンセットを使って抜くといいでしょう。

▼まとめ
うつぼを捌く場合、身が滑ったり小骨で怪我をしたりしないように、ゴム手袋を使うようにします。
皮が固いので包丁を進めにくく、小骨が多いため骨抜きを丁寧に行う必要があります。
手間ひまかけて捌いたうつぼを、好みの調理法で味わってみてください。