お刺身用の醤油は何が違うの?

2021/12/01 コラム

お刺身に欠かせない醤油にも、色々な種類がありますよね。
中でも「刺身醤油」が気になるという方は多いのではないでしょうか。
そう名前がついているだけで醤油なんてどれも同じだと思っている方も多いかもしれませんが、実は刺身醤油には特別な効果があるんですよ。
今回は「刺身醤油」について詳しく解説していきましょう。

▼醤油にはどんな種類がある?
醤油は、原料や製法ごとに以下のような種類に分かれています。
・濃口醤油
・淡口(うすくち)醤油
・溜(たまり)醤油
・再仕込醤油
・白醤油
おそらく、多くのご家庭で使用しているのは日本の醤油の出荷量84%を占める「濃口醤油」でしょう。
地域によっては、淡口醤油や白醤油などがご家庭に常備されていることもあるかもしれませんね。
しかし「刺身醤油」は、実は上記のどれにも属していません。

■刺身醤油は特別に作られたもの
刺身醤油は、上記で挙げた濃口醤油や溜醤油などに昆布やかつおなどで取った出汁を加え、お刺身に合うように味を整えた調味料の総称です。
実は分類も醤油ではなく「しょうゆ加工品」とされており、普通の醤油とは別の扱いになっています。

■刺身醤油の効果
加工品というとあまり良い印象を持たない方もいるかもしれませんが、お刺身を食べるならぜひ刺身醤油を使ってみてください。
刺身醤油に加えられている出汁には、お刺身の生臭さを消し、うまみを増幅させる効果があります。
そのままでも美味しいお刺身をさらに美味しく味わうには、刺身醤油は欠かせない存在と言えるでしょう。
酒菜・味彩 ためきちでも厳選した刺身醤油を常備していますので、お刺身をご注文の際はぜひお試しください。

▼まとめ
刺身醤油は全国各地でそれぞれ色々な種類があり、地域によって味も変わります。
旅行に行った時はご当地の刺身醤油を購入してみると、色々な風味が楽しめることでしょう。
ぜひ刺身醤油を存分に活用して、お刺身をよりおいしく味わってくださいね。